理学療法 physical therapy
対象疾患
- 中枢神経系疾患
脳卒中、脊髄損傷、脳の外傷、中枢神経の変性疾患などの中枢神経疾患 - 整形外科的疾患(運動器の障害)
手足・脊椎の骨折、腰部痛、頸部痛、肩関節周囲炎、腰椎椎間板ヘルニア、靭帯損傷、変形性関節症、四肢の切断、その他の運動器由来の疼痛など - 呼吸器疾患
慢性閉塞性肺疾患、肺炎、喘息、全身麻酔術後の肺機能低下など
- その他
糖尿病、術後体力低下、安静後の廃用症候群
運動療法
関節可動域運動
関節の柔軟性や動きを改善することや、拘縮の予防を目的としています。
基本動作練習
寝返り、起き上がり、立ち上がりといった起居動作練習を行い、動作能力向上を図ります。
座位練習
病室のベッドの上で座位練習を行い、日常生活動作の獲得に繋げていきます。
立位練習
平行棒や手すり、ティルトテーブルを使用して立つ練習を行い、動作能力向上を図ります。
歩行練習
平行棒や杖、シルバーカーを利用し、病棟や屋内・外などで歩く練習を行います。
階段昇降動作練習
退院後を想定し、階段を上ったり下ったりなどの応用歩行の練習を行います。
物理療法
牽引療法
頸椎や骨盤を牽引し、各椎間の圧迫を取り除き、筋緊張の改善や神経の障害を和らげます。
ベッド自体が動くので、立ち座りさえできれば利用できます。
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