看護部ブログ 一覧
今年も鹿児島へ面接に行ってきました
2022.07.10
皆さんこんにちは。
お久しぶりです。
皆様お変わりありませんか?
7月6日今年も鹿児島神村学園に行ってきました。
今年は、奨学生採用を1名としたので、一人だと寂しいし、姫路は遠いから希望は無いかもと心配していましたが、6月、姫路第一病院を希望したい学生がいますとお知らせが届き事務長と一緒に本人とご家族の面接に行ってきました。
ご両親と一緒の面接に来てくれた可愛い学生さんはとてもしっかりした考えがあり、はっきりと自分の考えを言葉に出来る笑顔の素敵な子でした。
お父様からは「自分達の子供ですが、本当に自分で様々な事を考え行動が出来る子供です。」と胸を張ってお話下さいました。
遠く離れての生活になりますが大丈夫でしょうか?とお尋ねした際お母さまは少し涙ぐまれ「今でも寮で離れて寂しいですが本人が全て決めた事ですから」と学生の方を見て微笑まれると学生は「はい、自分で決めました」と真っ直ぐに私を見つめはっきりとした言葉で話してくれました。
毎年思う事ですが、彼女が5年後どんな素敵な女性になって私の前に現れてくれるのか楽しみであり病院が5年間の学生生活を支えてあげる事の出来る子供が又一人増えた事、そして将来のチームの一員がここにいると考えると幸せで胸が一杯になります。
今年も幸せな写真を撮ってご両親様と学生さんとお別れして帰ってきました。
今3人の卒業生が看護師として日々成長している姿を見て、今奨学を受けている後輩たちにこの姿を見せてあげたいな。と思う私です。
看護部長 茶木 太文
マナー研修を実施しました
2022.07.01
6月17日、24日の2日間にわたり、マナー研修が行われました。
講師は東京からお越しくださった、青山先生です。
1日3時間、2日間で6時間の研修でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
私は、接遇をもっとよくしたいと思いながらも、実践できている自信がありませんでした。
患者様にとって気持ちの良い対応ができているのか?
尊敬語と謙譲語の使い方は合っているのか?
自分の言葉遣いは正しいのか?そんな不安な気持ちが、いつも心の奥底にありました。
今回の研修で、そんな不安を払拭したい気持ちでした。
研修で一番驚いたのは、青山先生の「スキルや資質はみんな持っている。スタンス(物事に向かう姿勢)が一番の土台である」という言葉です。
確かに、接客スキルがあっても、患者様に対する姿勢や気持ちが土台になければ、気持ちの良い接客などできません。
普段の自分の行動を振り返り、深く考えさせられました。
根本的な考え方のご指導以外にも、お辞儀の仕方、尊敬語謙譲語の使い方、ケーススタディでの実践も教えていただきました。
気づけば、研修を受けているまわりの同僚たちの顔つきが変わっています。
真剣そのもので、先生の言葉にメモをしっかり取り、深くうなずいたり。
みんな同じ気持ちなのだ、と感じました。
研修の終わりには、みんな美しい姿勢で青山先生にお礼を伝えることができました。
自分自身も、今日からこの言葉を使おう、このお辞儀で患者様にご挨拶しよう!と自信を持って部署に戻りました。
研修はスキルアップに確実につながってきます。
教育してもらえる事は、求められる人材により近づけることであり、自分の自信にもつながります。
今後もたくさんの研修があると思いますが、スキルアップを目指して参加していきたいと思いました。
看護部I
東中学校の生徒さんによる「トライやるウィーク」
2022.06.13
東中学校「トライやるウィーク」
2022年6月8日~6/10までトライやるウィークとなりました。
コロナ感染拡大となり暫らくはお休みでしたが、今年度行われる事を学校からお聞きし、直ぐに申し込むと、男子1名女子2名の参加希望があると後日にお知らせがありました。
病院は様々な職業がチームを組んで働いている職場なので色々な経験をして欲しいと思い各部署にお願いすると、医事課・放射線科・理学療法科(医療)・理学療法科(デイサービス)・検査科・看護科・薬事科の皆様からのご協力があり様々な体験をさせて頂く事が出来ました。
皆様本当にありがとうございました。
毎日終わりのまとめ時間に今日の感想を話す時間を作りましたが、本当にしっかりと1日の感想を話してくれました。
医療科はコミュニケーション技術が一番必要なスキルになる事など肌で感じてくれたでしょうか?
又将来の職業選択に少しでもお役に立てたら嬉しいと思います。
今から何にでもなれる自由な子達のキラキラまなざしが眩しく感じた私ですが、みんなの未来を心から応援します。
3人の学生さんお疲れ様でした。
学生担当 茶木太文
やさしさの国インドネシアから、入職者さんが来られました
2022.04.21
こんにちは。
4月1日入職式から19日が経ちました。暑い日や肌寒い日と気候に惑わされる毎日ですが皆様お元気でお過ごしでしょうか?
1日入職した看護師・介護の卵も当院の白衣を身に着け、先輩の後ろをメモ片手に歩く姿を見かけ声をかけた瞬間笑顔が見られると、ああこの笑顔嬉しいな、頑張れ!と心の中でささやきエールを送っています。
その新入職者から遅れる事3週間。
インドネシアから特定技能外国人として採用になった2人がやっと入職となりました。
昨年春に採用となりましたがコロナ禍で随分と入職が遅くなり、やっと姫路第一病院の白衣を着てもらう事が出来ました。
インドネシアで、日本語学習と共に介護の仕事に従事する為専門用語も専門学校にて勉強してきました。
とても明るく、笑顔の素敵な2人は日本での生活に今慣れようと一生懸命です。
将来インドネシア・バリに帰ってお店をしたいと貯金と仕送りに努めたいと話しながら、日本はとても寒いです。と首をすくめながら話す姿はとてもチャーミングです。
院内のスタッフも言葉の壁に心配の声もありましたが、一生懸命な姿に全力で教えてくれています。
これからが本当に楽しみです。もっともっと笑顔が見られるように支えていきたいです。
又落ち着いて仕事に慣れてきたらバリのお話を聞きながら得意のバリダンスもいつか披露してもらえたらいいな。とひそやかな楽しみを今持っています。(笑)
看護部長
ようこそ第一病院へ
2022.04.01
2022年度入職式について
2022年4月1日
今年度入職者を迎えて嬉しい入職式を無事に終える事が出来ました。
今年も未だコロナ禍の為、所属長だけの出席となり寂しく感じましたが新しい職員達はとても清々しく緊張した表情の中に晴れやかさも見られてとても素敵でした。
理事長、院長から歓迎のお言葉を頂き、気持ちも引き締まり、感謝の言葉として入職者を代表して今年入職の看護師前田さんから「第一病院の職員として頑張っていきます。」と嬉しい心強い言葉が聞かれました。
この時、いつも私は、新しい職員達がこの病院で一人前に成長できるようにしっかりと支えて行こう!と心に誓います。
入職式後は一日オリエンテーションとなり、入職同期の名前を覚えて楽しい時間を共に過ごし4月2日から各職場での教育期間となります。
一日も早く職場に慣れて仕事の楽しさを感じ、第一病院の職員として地域に貢献できる医療人として成長して欲しいと願います。
お詫び
看護部ブログ随分ご無沙汰となり申し訳ございませんでした。
今年は新しく建設されている病院の事、又インドネシアから介護さんを迎えるなど新しい取り組みを色々皆様にお届けしていきたいと思います。
楽しみにお待ちくださいね。
看護部長 茶木 太文
大藤先生のリモートセカンドオピニオン
2021.10.01
こんにちは。お久しぶりのブログになりました。
皆様お変わりありませんか?
コロナの感染が急激に減少し、世間ではワクチンの効果?緊急事態宣言下における行動制限効果?私達の感染対策への意識の効果?等々聞かれますが、結局の所はこれです!とは分からず第5波の様に又増えるのではないか…と考えられ、私達医療人はブレイクスルー感染のクラスターを含めて心から安心できない毎日を過ごしています。
早く日常のささやかな幸せが戻ってくることを心から願うばかりです。
この様な日常を送っている中、カタールで医師としてお忙しくされておられる大藤先生とのオンラインセカンドオピニオン診療がありました。
先生が生体肺移植をされた患者様から、今の病状のご不安について、「ぜひ大藤先生へご相談とご意見をお伺いしたい」との事で、窓口である当院にご連絡がありました。
患者様はオンラインで先生とつながった瞬間に、表情が満面の笑顔となり、今のご不安、ご病状の事を一気にお話になられました。
勿論先生は患者様の事を十分に覚えておられ、いつもの様に優しく、不安の中の訴え全てのご質問にお答えになられておられました。
これから大学病院に再度検査入院をされるその車内の中でのオンラインとなりましたが「私は生きたいのです」の患者様の言葉に「生きましょう!」「まずは今必要とされている検査を受け、診療をしてもらっている病院へ〇〇さんの不安に思っている事に対して対処できる事を僕が返事状に書きますよ」と伝えられたその時「先生に会えてよかった」笑顔にあふれ、その時傍におられたお母さまから「先生お元気ですか?その節は本当にお世話になりました」の言葉に「あっ!お母さんお変わり無いですか?」と話されるお声は温かく優しく、そして親しみのある笑顔溢れる会話に私は、先生は患者様ご家族様全てを肺移植だけではない所でも治療されておられるのだと心からそう思いました。
患者様は笑顔でオンラインの終わりに「じゃ先生行ってきます。何か又ご相談があればお願いします」の言葉に先生から「気を付けて。いつでも何でも言ってきてください」と話されました。
私は、Drと信頼される患者様との理想の関係を見せて頂けた事で本当に心がとても温かくなりました。
セカンドオピニオンを受けられる患者様ご家族様の御相談はもちろん、命に直結した辛い苦しいお話が多く、その時にいつも私は何もできない、と胸が苦しくなります。
ですが、
今大藤先生はカタールでも常に新しい事を考え新聞等にも載るような御活躍をされておられます。
改めて、心から先生と不安の中におられる患者様とをお繋ぎする事、そして安心して第一病院にご相談して頂ける窓口であるようこれからも努めていきたいと思いました。
看護部長 茶木 太文
姫路第一病院はVictorina姫路を応援しています!
2021.08.02
姫路から世界へをスローガンに現在V1リーグで活躍中の「姫路」から嬉しい選手の訪問がありました!
背番号2番セッター 櫻井美樹(さくらいみき)選手
背番号12番アウトサイドヒッター 孫田奈菜(まごたなな)選手
のお二人です。
お二人の可愛い素敵な笑顔に触れ、コロナの影響で今後の試合も応援の観客を入れる事が出来るのか、未定との事でしたが、体育館での応援可能になれば力一杯応援したいと思います。
2021-2022年のスローガン~break~の下に
頑張れ!姫路!!
玄関でお二人を挟んで記念写真を撮りました。ありがとうございました。
鹿児島に行ってきました
2021.07.19
今年の梅雨は各地へ雷雨大雨による被害をあちらこちらにもたらしました。兵庫県には、北部に土砂崩れ等の警報が出た所もありましたが幸い大きな被害はありませんでした。本当に特に姫路市は被害の少ない所でとてもありがたい地域だと思います。
そんな中、先日鹿児島にある神村学園へ看護奨学生が決まり面接に行ってきた学園近くの川内市の川の水があふれ大変な被害が出ているニュースがテレビで流れていました。学校はいちき串木野市なので少し離れていますが、同じような被害が出ていないか心配になりましたが、学園近隣への被害は聞かれず少し胸をなでおろすことが出来ました。
被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます。
先に書きましたが、今年も奨学学生の親子面接の為鹿児島に行ってきました。(昨年ブログの書き込みをしたのにもう一年がたつなんて本当に一年は早くてびっくり!)
面接にお母さんと一緒に緊張感一杯に現れた、それぞれの可愛い2人の学生さんは、共に看護師になりたいと強い思いを持ち、自宅から遠い寮のある神村学園に入り自分が看護師として働く未来を託す病院としてなぜ姫路第一病院を選んだのかをしっかりとした言葉で伝えてくれました。
その言葉に対して私は、改めて今年初めての神村学園1期生が入職し現在研修を受けながら、日々成長している姿を思い描き今看護部においては充分な教育環境の中成長を見守っていける体制が出来ている事に強い自信を持ち彼女たちの大きな期待に応える事が出来ると改めて気持ちを引き締め安堵の気持ちを持つ事が出来ました。
面接終了後、学生さん達には病院に来る先輩学生さん達に負けない様にしっかりと勉強して下さい。と伝え笑顔で記念写真を撮りお別れしてきました(今年はマスクを取るのを忘れていました~ほんとのお顔が見られなくて残念…)
神村学園に行くと感じる事ですが、全て出会う学生さんからいつも気持ちの良い挨拶があり驚かされます。学園の教育が出来ているからと思いますがとてもすがすがしい心晴れやかな気持ちになります。
私も負けじと、笑顔で大きな声で挨拶をかわします。
学生さんの挨拶を聞きながら、私は入職した神村1期生の二人がいつも見せる笑顔の挨拶を思い出し教育の源がここにあると安心し、先生方に感謝を伝えて学園を去りました。
今年も無事に面接を終え5年後に看護師として出会える日が楽しみとなりました。
ホテルに着いて綺麗に磨かれた窓から見える桜島があまりに綺麗だったので写真に収めました。
毎年違う姿を見せてくれる桜島ですが噴火する事があるなんて思えないほど穏やかな様子でした。お天気がいいと遠くからでもくっきりと見えるその姿に又来年も新たな学生さんに出会える事とこの穏やかな桜島を見られる事を願い鹿児島を後にしました。
看護部長 茶木 太文
院内勉強会レポート「小児科入門」~小児を知ろう~
2021.07.12
小児科梶原先生による第一回勉強会を6月30日行いました。
姫路第一病院において初めての小児科が今年度4月1日に開設されました。ほとんど全てのスタッフ(看護部含む)は小児をもっと知りたい!の気持ちに日々あふれ、先生に勉強会をお願いしましたところ、先生は気持ち良く引き受けて下さり、こちらからの沢山の質問について穏やかに優しくまとめてお話しして下さいました。
ここからは先生のお話を少しだけお伝えします。
先生から最初に、「小児とは0歳から20歳までと考えています。」と話された言葉はほとんどみんなの心の中に「えっ!?20歳まで小児科で診てもらえるの?」と疑問の気持ちがムクムクとなり、続く先生の言葉に引き込まれて行きました。
「小児に対しては成長の過程で起こる病気から独り立ちができるように支える事、身体と精神と共に見る事がとても大切な事であり、一人一人の適応状態を診断し(一人一人違う)判断し、心の状態を診る事で、身体に出てくる病状に対して適切な処置を行う事で8割は治っていきます。」
20歳までは小児科とお聞きした答えは、心身共に見守る事が必要な年齢なのだと納得し、子供がよく罹る嘔吐や下痢からくる脱水の治療、小児アレルギーや喘息、心身症等多岐にわたる疾患を診てこられた先生だからこその治療についてのお話も悩める新人ママ含めて全ての子育て奮闘中のママたちに教えてあげたいと心から思いました。(私達職員は先生と巡り会うことができて幸せな事だと実感しました)
子育て中の子供の病気は親が本当に心配で胸が一杯になるものですよね。
だからこそ梶原先生のように親も一緒に見守ってくれそうな優しさに包まれて治療してもらいたいですよね。第二回から小児疾患について詳しくお話をお聞きしていきます。
皆様楽しみにしていてくださいね。(看護部教育委員会)
健診看護師にインタビュー!!
2021.05.21
昨年、健康管理能力検定1級を取得した健診担当看護師2人にインタビューをしました。
健康診断を受けられる方が、安心して受診していただけるよう、スタッフ一同、きめ細やかな接遇を心がけております。待ち時間短縮のため、各種診察・検査時にはスタッフがエスコートさせていただくなど、受診者様が不安なく受診いただける環境となっています。
検査には苦痛を伴うものもありますが、受けられる方への不安をできるだけ軽くし、少しでもリラックスして検査を受けられるように声かけをするなど精神的なサポートを心掛けております。
限られた時間の中で安全に検査を実施し、健診を受けられた方がご自身の体と向き合うきっかけを提供できたときにやりがいを感じます。
健診は、受けて結果が分かったら終わりというものではありません。健診を受けて現状を知ることだけでなく、その後のご自身の健康との付き合い方をサポートさせていただくことも私達の役割と考えています。お困りの事がございましたらささいなことでもお気軽にご相談ください。
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