看護部ブログ 一覧
新病棟が完成し、3ヶ月経ちました
2023.08.01
皆様、本当に暑い毎日、いかがお過ごしですか?
今、コロナの患者様も増加傾向となり、熱中症との区別が付きにくく、救急搬送も増えてきています。
水分と少しの塩分摂取をしましょう。冷やしすぎはよくありませんがこの時期の冷房は必要です。
お部屋の温度調節に注意して、日々お過ごし下さいね。
コロナ感染については以前と同様、手洗い、消毒、換気等の感染対策をこれからもお願い致します。
ところで姫路第一病院増築新病院棟が完成し、御国野町に白く光り輝く建物になっている事はご存じでしょうか?
5月に引越しをし、新しい建物での診療を開始して早3ヶ月が過ぎました。
旧本館の解体もほぼ終了し、9月末の駐車場オープンを待つばかりです。
現在駐車場が手狭となっており大変ご迷惑をお掛けしておりますが、今しばらく申し訳ありませんがお待ちくださいね。
さて、病院1階ロビーはホテルのような空間となり、大きな窓からは明るい陽射しが差し込み、入院フロアの大部屋は、患者様お一人のスペースを大きく取り入院生活を少しでも快適に過ごして頂けるよう考え、個室は落ち着いた空間となっております。

外来受付
外来待合室
一般病床はワインレッド、療養病床は若草色、それぞれの病棟に応じたアクセント色が印象的な病棟になりました。
以前の病棟から一新したデザインとなり、今までたくさんの見学の方々から斬新で素敵ですね、とお言葉を頂く事が多くあります。
当初、私達も広い空間に歩数が増え、筋肉痛になった等笑える会話もあるほど、ゆったりとした空間が自慢です。

一般病床
療養病床
さて、その建物に負けない取り組みとして院内、看護の方面から様々な変化がありました。
まず、兵庫県立はりま姫路総合医療センターから来られた福岡正人先生のシャントのトラブルに対応した手術、下肢静脈瘤の手術が増えた事、また若き整形外科医の山田淳平先生が来られたことで、救急整形入院手術を目的とされた患者様も増えました。
新病院棟の手術室には対応できる準備は出来ていましたが、スタッフも今、新たな対応と勉強に一生懸命になっています。
福岡 正人医師
山田 淳平医師
救急外来の患者様も増え、外来スタッフも大忙しとなり、療養病棟も透析の患者様が増えてきました。
今、ナースは新しい事にチャレンジする毎日です。
入退院に向けた意識改革も必要となっています。
それにしても5月からの急激な変化にしっかりと対応できている当院のスタッフは何て凄い!と感動しています。
常に忙しい日々も、笑顔で働いてくれる姿を見て、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
みんな本当にありがとう。
来年も、新人看護師を胸を張って迎える事ができる病院になるよう、私も新たなチャレンジへ邁進していきたいと心から思います。
茶木
2023年入職式とオリエンテーション施行
2023.04.04
桜の花が満開となり暖かな日々が続いた4月3日(今年度4/1が土曜日だったので)今年度入職式が行われました。
医局、コメディカル、看護部、医事課に今年度は18名の入職がありました。残念ながらインドネシアからの特定技能実習生2名の方は入管手続きが遅れているため参加が出来ませんでしたが、理事長からのご挨拶、院長の祝辞を頂き、今年度入職代表の西本看護師からしっかりとした気持ちの良いお礼の言葉を聞くことが出来ました。
同じ日に入職をしたみんなは、これから先にある未来の為に共に、一緒に研鑽に励む同期です。本当に大切な友達となります。
それは、入職式後のオリエンテーションにて伝えさせて頂きました。
さあ!今日の日を忘れず(初心忘るべからず)これから共に頑張っていきましょう。
私達今いる職員全てが入職の皆様の味方です。
2日間のオリエンテーションを終えみんな緊張がほぐれ少し笑顔になって各職場へ行きました。
私はその背中を見送りながらこの人たちが誰一人かける事なく長いお付き合いが出来る事を心から願いました。
茶木

今年も無事に
2023.03.20
皆様こんにちは。本当にご無沙汰で申し訳ありません。
皆様お変わり無く過ごされておられますか?
コロナの感染拡大はすさまじく、私達の病院にも感染の波がやってきました。職員スタッフ、入院患者様と対応に明け暮れた2022年後半でした。そして今は皆様の廻りの方も感染した事が特に驚く事では無くなり、いよいよ5類へと移行になる事が決定しました。
私達医療の現場では、インフルエンザ感染はお薬がある事で患者様を守る事は出来ますが、コロナ感染は、年齢関係なく病気治療中の患者様には脅威でしかありません。その為未だ世間とはかけ離れた感覚を持ち続け感染しない、させないと感染対策を行っています。
面会制限もその為です。
早く誰でもが飲めるコロナ治療薬、コロナに打ち勝つお薬を待っています!
さてそんな大変な一年の締めくくりに行う「看護・リハビリまとめ発表会」を無事に行う事が出来ました。(3月6日、13日)
1年間の研究結果や看護観等今年もクリニカルラダーに沿って分かれており、様々なチャレンジが聞かれました。
テーマの中心はコロナ禍において、看護が変わってきた事での患者様、ご家族への思い、他自身の取り組み等年々取り組み方の変化が感じられます。
理事長、院長、事務長から論評を頂き自信や喜びに変わったのではないかと思います。
昨年からの成長を見る事が出来る唯一の時間に私は大きな喜びを持っています。
この看護発表については様々な声が届きます。
「面倒だ」「大変だ」「なんで私?」等々です。その通り1年かけて研究をし、論文を書く事も本当に大変なのは理解が出来ます。がその事で本を見る、調べる、理解を深める事は大きな研鑽となり自身の財産になっていきます。知恵、知識を深めることで患者様に安心なサービスを提供する事が出来るようになります。そんな思いの看護発表会なのでこれからも続けていきたいと思っています。選ばれし皆様来年もお楽しみにしています。頑張れ!心から応援しています。
茶木
今年も鹿児島へ面接に行ってきました
2022.07.10
皆さんこんにちは。
お久しぶりです。
皆様お変わりありませんか?
7月6日今年も鹿児島神村学園に行ってきました。
今年は、奨学生採用を1名としたので、一人だと寂しいし、姫路は遠いから希望は無いかもと心配していましたが、6月、姫路第一病院を希望したい学生がいますとお知らせが届き事務長と一緒に本人とご家族の面接に行ってきました。
ご両親と一緒の面接に来てくれた可愛い学生さんはとてもしっかりした考えがあり、はっきりと自分の考えを言葉に出来る笑顔の素敵な子でした。
お父様からは「自分達の子供ですが、本当に自分で様々な事を考え行動が出来る子供です。」と胸を張ってお話下さいました。
遠く離れての生活になりますが大丈夫でしょうか?とお尋ねした際お母さまは少し涙ぐまれ「今でも寮で離れて寂しいですが本人が全て決めた事ですから」と学生の方を見て微笑まれると学生は「はい、自分で決めました」と真っ直ぐに私を見つめはっきりとした言葉で話してくれました。
毎年思う事ですが、彼女が5年後どんな素敵な女性になって私の前に現れてくれるのか楽しみであり病院が5年間の学生生活を支えてあげる事の出来る子供が又一人増えた事、そして将来のチームの一員がここにいると考えると幸せで胸が一杯になります。
今年も幸せな写真を撮ってご両親様と学生さんとお別れして帰ってきました。
今3人の卒業生が看護師として日々成長している姿を見て、今奨学を受けている後輩たちにこの姿を見せてあげたいな。と思う私です。
看護部長 茶木 太文
マナー研修を実施しました
2022.07.01
6月17日、24日の2日間にわたり、マナー研修が行われました。
講師は東京からお越しくださった、青山先生です。
1日3時間、2日間で6時間の研修でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
私は、接遇をもっとよくしたいと思いながらも、実践できている自信がありませんでした。
患者様にとって気持ちの良い対応ができているのか?
尊敬語と謙譲語の使い方は合っているのか?
自分の言葉遣いは正しいのか?そんな不安な気持ちが、いつも心の奥底にありました。
今回の研修で、そんな不安を払拭したい気持ちでした。
研修で一番驚いたのは、青山先生の「スキルや資質はみんな持っている。スタンス(物事に向かう姿勢)が一番の土台である」という言葉です。
確かに、接客スキルがあっても、患者様に対する姿勢や気持ちが土台になければ、気持ちの良い接客などできません。
普段の自分の行動を振り返り、深く考えさせられました。
根本的な考え方のご指導以外にも、お辞儀の仕方、尊敬語謙譲語の使い方、ケーススタディでの実践も教えていただきました。
気づけば、研修を受けているまわりの同僚たちの顔つきが変わっています。
真剣そのもので、先生の言葉にメモをしっかり取り、深くうなずいたり。
みんな同じ気持ちなのだ、と感じました。
研修の終わりには、みんな美しい姿勢で青山先生にお礼を伝えることができました。
自分自身も、今日からこの言葉を使おう、このお辞儀で患者様にご挨拶しよう!と自信を持って部署に戻りました。
研修はスキルアップに確実につながってきます。
教育してもらえる事は、求められる人材により近づけることであり、自分の自信にもつながります。
今後もたくさんの研修があると思いますが、スキルアップを目指して参加していきたいと思いました。
看護部I
東中学校の生徒さんによる「トライやるウィーク」
2022.06.13
東中学校「トライやるウィーク」
2022年6月8日~6/10までトライやるウィークとなりました。
コロナ感染拡大となり暫らくはお休みでしたが、今年度行われる事を学校からお聞きし、直ぐに申し込むと、男子1名女子2名の参加希望があると後日にお知らせがありました。
病院は様々な職業がチームを組んで働いている職場なので色々な経験をして欲しいと思い各部署にお願いすると、医事課・放射線科・理学療法科(医療)・理学療法科(デイサービス)・検査科・看護科・薬事科の皆様からのご協力があり様々な体験をさせて頂く事が出来ました。
皆様本当にありがとうございました。
毎日終わりのまとめ時間に今日の感想を話す時間を作りましたが、本当にしっかりと1日の感想を話してくれました。
医療科はコミュニケーション技術が一番必要なスキルになる事など肌で感じてくれたでしょうか?
又将来の職業選択に少しでもお役に立てたら嬉しいと思います。
今から何にでもなれる自由な子達のキラキラまなざしが眩しく感じた私ですが、みんなの未来を心から応援します。
3人の学生さんお疲れ様でした。
学生担当 茶木太文
やさしさの国インドネシアから、入職者さんが来られました
2022.04.21
こんにちは。
4月1日入職式から19日が経ちました。暑い日や肌寒い日と気候に惑わされる毎日ですが皆様お元気でお過ごしでしょうか?
1日入職した看護師・介護の卵も当院の白衣を身に着け、先輩の後ろをメモ片手に歩く姿を見かけ声をかけた瞬間笑顔が見られると、ああこの笑顔嬉しいな、頑張れ!と心の中でささやきエールを送っています。
その新入職者から遅れる事3週間。
インドネシアから特定技能外国人として採用になった2人がやっと入職となりました。
昨年春に採用となりましたがコロナ禍で随分と入職が遅くなり、やっと姫路第一病院の白衣を着てもらう事が出来ました。
インドネシアで、日本語学習と共に介護の仕事に従事する為専門用語も専門学校にて勉強してきました。
とても明るく、笑顔の素敵な2人は日本での生活に今慣れようと一生懸命です。
将来インドネシア・バリに帰ってお店をしたいと貯金と仕送りに努めたいと話しながら、日本はとても寒いです。と首をすくめながら話す姿はとてもチャーミングです。
院内のスタッフも言葉の壁に心配の声もありましたが、一生懸命な姿に全力で教えてくれています。
これからが本当に楽しみです。もっともっと笑顔が見られるように支えていきたいです。
又落ち着いて仕事に慣れてきたらバリのお話を聞きながら得意のバリダンスもいつか披露してもらえたらいいな。とひそやかな楽しみを今持っています。(笑)
看護部長
ようこそ第一病院へ
2022.04.01
2022年度入職式について
2022年4月1日
今年度入職者を迎えて嬉しい入職式を無事に終える事が出来ました。
今年も未だコロナ禍の為、所属長だけの出席となり寂しく感じましたが新しい職員達はとても清々しく緊張した表情の中に晴れやかさも見られてとても素敵でした。
理事長、院長から歓迎のお言葉を頂き、気持ちも引き締まり、感謝の言葉として入職者を代表して今年入職の看護師前田さんから「第一病院の職員として頑張っていきます。」と嬉しい心強い言葉が聞かれました。
この時、いつも私は、新しい職員達がこの病院で一人前に成長できるようにしっかりと支えて行こう!と心に誓います。
入職式後は一日オリエンテーションとなり、入職同期の名前を覚えて楽しい時間を共に過ごし4月2日から各職場での教育期間となります。
一日も早く職場に慣れて仕事の楽しさを感じ、第一病院の職員として地域に貢献できる医療人として成長して欲しいと願います。
お詫び
看護部ブログ随分ご無沙汰となり申し訳ございませんでした。
今年は新しく建設されている病院の事、又インドネシアから介護さんを迎えるなど新しい取り組みを色々皆様にお届けしていきたいと思います。
楽しみにお待ちくださいね。
看護部長 茶木 太文
大藤先生のリモートセカンドオピニオン
2021.10.01
こんにちは。お久しぶりのブログになりました。
皆様お変わりありませんか?
コロナの感染が急激に減少し、世間ではワクチンの効果?緊急事態宣言下における行動制限効果?私達の感染対策への意識の効果?等々聞かれますが、結局の所はこれです!とは分からず第5波の様に又増えるのではないか…と考えられ、私達医療人はブレイクスルー感染のクラスターを含めて心から安心できない毎日を過ごしています。
早く日常のささやかな幸せが戻ってくることを心から願うばかりです。
この様な日常を送っている中、カタールで医師としてお忙しくされておられる大藤先生とのオンラインセカンドオピニオン診療がありました。
先生が生体肺移植をされた患者様から、今の病状のご不安について、「ぜひ大藤先生へご相談とご意見をお伺いしたい」との事で、窓口である当院にご連絡がありました。
患者様はオンラインで先生とつながった瞬間に、表情が満面の笑顔となり、今のご不安、ご病状の事を一気にお話になられました。
勿論先生は患者様の事を十分に覚えておられ、いつもの様に優しく、不安の中の訴え全てのご質問にお答えになられておられました。
これから大学病院に再度検査入院をされるその車内の中でのオンラインとなりましたが「私は生きたいのです」の患者様の言葉に「生きましょう!」「まずは今必要とされている検査を受け、診療をしてもらっている病院へ〇〇さんの不安に思っている事に対して対処できる事を僕が返事状に書きますよ」と伝えられたその時「先生に会えてよかった」笑顔にあふれ、その時傍におられたお母さまから「先生お元気ですか?その節は本当にお世話になりました」の言葉に「あっ!お母さんお変わり無いですか?」と話されるお声は温かく優しく、そして親しみのある笑顔溢れる会話に私は、先生は患者様ご家族様全てを肺移植だけではない所でも治療されておられるのだと心からそう思いました。
患者様は笑顔でオンラインの終わりに「じゃ先生行ってきます。何か又ご相談があればお願いします」の言葉に先生から「気を付けて。いつでも何でも言ってきてください」と話されました。
私は、Drと信頼される患者様との理想の関係を見せて頂けた事で本当に心がとても温かくなりました。
セカンドオピニオンを受けられる患者様ご家族様の御相談はもちろん、命に直結した辛い苦しいお話が多く、その時にいつも私は何もできない、と胸が苦しくなります。
ですが、
今大藤先生はカタールでも常に新しい事を考え新聞等にも載るような御活躍をされておられます。
改めて、心から先生と不安の中におられる患者様とをお繋ぎする事、そして安心して第一病院にご相談して頂ける窓口であるようこれからも努めていきたいと思いました。
看護部長 茶木 太文
姫路第一病院はVictorina姫路を応援しています!
2021.08.02
姫路から世界へをスローガンに現在V1リーグで活躍中の「姫路」から嬉しい選手の訪問がありました!
背番号2番セッター 櫻井美樹(さくらいみき)選手
背番号12番アウトサイドヒッター 孫田奈菜(まごたなな)選手
のお二人です。
お二人の可愛い素敵な笑顔に触れ、コロナの影響で今後の試合も応援の観客を入れる事が出来るのか、未定との事でしたが、体育館での応援可能になれば力一杯応援したいと思います。
2021-2022年のスローガン~break~の下に
頑張れ!姫路!!
玄関でお二人を挟んで記念写真を撮りました。ありがとうございました。