看護部ブログ
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2020.11.11
大藤先生ありがとうございました
10月23日大藤先生の呼吸器勉強会がありました。
実は大藤先生は10月25日にカタール国のドーハに新設される肺移植センターの責任者としてオファーがあり赴任される事になり出発される事になりました。
その前に残された私達に肺の事、呼吸器全般について知りたい事を少しでも伝えておきたいと出発前のお忙しい時にも関わらず勉強会をして下さいました。
内容は気胸の時のドレーン管理の方法から、緊張性気胸の危険性においての看護のポイントまで、いつものように、面白可笑しく、又コロナ肺炎など今のタイムリーなお話も含めて重要な事は力を込めて、私達の理解を確認しながら進めて下さいました。
そして、今から行かれる、カタール国のドーハに建設されている小児病院の全景、これから一緒に働かれる、国際色豊かなスタッフとの笑顔のスナップ写真等の説明をされながら、未来に向かう「夢」について語って下さいました。
先生しか出来ない肺移植で、世界中の人達を助けて行きたい。
その為に求められている最高峰の技術を世界中の若いDrに伝えて行きたい。そして私達看護師やコメディカルスタッフ達にも夢を持って進んで欲しいと話される言葉は力強く、皆どんどんとお話に引き込まれて行きました。
私は先生のお話を聞きながら、セカンドオピニオン(先生が当院でされておられます)中の患者様への対応を思い出しました。
「どんな患者様にも今、自分に出来る限りの事をして助けて行きたい。その為に必要とされている情報を伝えて行きたい」との考えのもと、先生に助けて頂きたいとの思いで当院を訪れる患者様に本当に優しく適切に心を込めて説明される姿は尊敬の一語に尽きました。
そして何より患者様は先生のお話を聞く事で来られた時よりうーんと元気パワーをもらって笑顔で帰られるのです。これは、本当に大きな驚きでした。
私は、先生がこれから日本だけではなく世界中の人達を笑顔になるよう助けて行かれるのだと思うと少しの間でしたがご一緒出来て本当に幸せだったと強く思いました。
これから何年か後に日本に帰られた時、私達が成長している姿が見せられるよう更に努力して行きたいと思います。
大藤先生のこれから益々のご活躍を目に耳にすることと思います。
PS
先生とずっとリモートでつながっていきます。
先生のセカンドオピニオンご希望の患者様安心してご連絡下さいね。
2020年10月26日看護教育委員会&看護部長・茶木