看護部ブログ 

院内勉強会レポート「小児科入門」~小児を知ろう~

2021.07.12

小児科梶原先生による第一回勉強会を630日行いました。

姫路第一病院において初めての小児科が今年度41日に開設されました。ほとんど全てのスタッフ(看護部含む)は小児をもっと知りたい!の気持ちに日々あふれ、先生に勉強会をお願いしましたところ、先生は気持ち良く引き受けて下さり、こちらからの沢山の質問について穏やかに優しくまとめてお話しして下さいました。

ここからは先生のお話を少しだけお伝えします。

先生から最初に、「小児とは0歳から20歳までと考えています。」と話された言葉はほとんどみんなの心の中に「えっ!?20歳まで小児科で診てもらえるの?」と疑問の気持ちがムクムクとなり、続く先生の言葉に引き込まれて行きました。

「小児に対しては成長の過程で起こる病気から独り立ちができるように支える事、身体と精神と共に見る事がとても大切な事であり、一人一人の適応状態を診断し(一人一人違う)判断し、心の状態を診る事で、身体に出てくる病状に対して適切な処置を行う事で8割は治っていきます。」と話される、力あふれる言葉は、長きに渡り姫路医療センターにおいて小児科治療をされてこられた自信にあふれ、やはり信頼される医療がここにある!と思いました。

20歳までは小児科とお聞きした答えは、心身共に見守る事が必要な年齢なのだと納得し、子供がよく罹る嘔吐や下痢からくる脱水の治療、小児アレルギーや喘息、心身症等多岐にわたる疾患を診てこられた先生だからこその治療についてのお話も悩める新人ママ含めて全ての子育て奮闘中のママたちに教えてあげたいと心から思いました。(私達職員は先生と巡り会うことができて幸せな事だと実感しました)

子育て中の子供の病気は親が本当に心配で胸が一杯になるものですよね。

だからこそ梶原先生のように親も一緒に見守ってくれそうな優しさに包まれて治療してもらいたいですよね。第二回から小児疾患について詳しくお話をお聞きしていきます。

皆様楽しみにしていてくださいね。(看護部教育委員会)

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